睡眠の質の悪さに困っていたGさん

Gさんは、30代後半の女性です。

1年くらい前からだるく、疲れやすくなったそうです。本人は2年前くらいに食あたりで激やせして、それから体調が変わったせいだと思っていました。

仕事は転職したものの、それほど責任のある仕事ではなく、ストレスはあまりないようです。そこで、Gさんに質問しました。

「症状が出たきっかけはありますか?」

「仕事で疲れたときとかでしょうか」

「1日の中で体調が悪いのはいつですか?」

「朝が一番です。あんまり眠れてないので」

「睡眠の質があんまり良くないですか?」

「はい、あと体温が低いのか、どこにいても寒い。お風呂に入ってもすぐ冷めるんです」

帯電障害の場合は熟睡できないことが多く、その理由として、夜間、寝室で電磁波を浴びている可能性があります。

「家でも疲れてぐったりしてますか?」

「何もできないわけじゃないけど 何かしら不調がある感じです」

「家はオール電化ですか?」

「そうです。気のせいかもしれないけど、最近、家電の音が気になります」

そのほか、いろいろ聞いてみると、Gさんは体質的に身体に静電気が溜まりやすいようです。

飛行機に乗った後に身体がつらくなるとか、旅行先でTV消すと身体が楽になるなど、ご自身でも電磁波が関係しているのではないかとうすうす気がついていたようです。

身体電圧はやはり高い値です。

さっそくアーシングをして、体内に帯電した電気を抜いていきます。そして、アースシートを家でも使ってもらうように勧めました。

次に受診されたとき、Gさんはとても晴れやかな顔をしていました。

「どうですか?」

「スッキリしました。アースシートを敷いて寝るようにしたら、体調が良くなりました。冷えもなくなってきて、今は漢方を飲まなくても冷えを感じません」

「最初に取れた症状は?」

「肩と首の重さが軽くなりました」

「眠りの深さはどうですか?」

「浅かったのが、ちゃんと眠れるようになりました。その後に冷えが改善しました」

「朝の目覚めは?」 「朝、起きた時から身体が痛いということはなくなりました」