帯電障害が悪化する因子、改善する因子

〇症状が悪化する因子

症状が悪化する因子は、電磁波に被ばくする状況です。

もし、あなたの帯電量が多ければ、電磁波の強いところでは症状が悪化しやすいのです。

□ 台所に立つと具合が悪い

□ 掃除機を持つと具合が悪い

□ 電気カーペットや電気毛布を使うと具合が悪い

□ パソコンの前に座ると、何かしらの不調やめまいを感じる

□ デパートや家電売り場に行くと疲れる

□ のりものに乗ると具合が悪い

□ 携帯電話を使ったりテレビを見ると頭痛がする

もしこのような症状があれば、あなたの不調は帯電が原因の可能性があります。

〇帯電障害を起こしやすい環境因子

最近は生活環境から受ける電磁波が問題になってきています。

□ オール電化住宅である

□ IH調理器を使っている

□ 室内でWi-Fiを使っている

□ 自宅マンションの屋上や窓から見えるところに携帯電話の基地局が建っている

□ 住居の近くに高電圧線や変電所がある

□ 電柱のトランスが窓の傍にある

□ 一日中パソコンを扱う仕事である

 

このような環境に囲まれている方は、それだけで体調不調の原因として電磁波の影響を考えたほうがよいでしょう。

〇症状が改善する因子

電磁波の少ないところにいる、もしくは電磁波が抜けるアーシングをすると身体が楽になります。

本人は気がつかなくても、身体が本能的にこれらの場所、行為を求めています。

たとえば、次のようなことに思い当たりませんか?

□ 公園に行ったり、土いじりをしたりするのが好きだ

□ 太い樹木を見ると抱きつきたくなる

□ 波打ち際を歩くのが好き

□ 風呂や温泉に入るのが大好き

□ 緑が多い郊外や田舎によく行く

□ 自然の中に入るのが好き

いかがだったでしょうか?

ここに挙げた症状は、実際に患者さん言われた言葉をほぼそのまま記述してみました。

自分に当てはまる項目があって、思わず「ある! ある!」とうなずいてしまう方は、帯電障害の可能性が高いと考えていいでしょう。

このチェック項目で「帯電障害かもしれない」と自己診断して、病院を受診されようとする方もいらっしゃるかもしれません。

でも残念ながら、現時点では、帯電障害に注目している医師や医療機関はほとんど皆無と言ってよいでしょう。

もし、「帯電障害みたいなのですが…」と言って受診したら、間違いなく「?」という顔をされると思います。何せ私が付けた病名ですから。

そこで、帯電障害が疑われる方は、「帯電障害の検査や診断」のためではなくて、まず医療機関で一般的な検査を受けられて、ほかに異常や原因がないことを確認されることをお勧めします。

つまり、「あなたはどこも異常がないですよ」と言われたにもかかわらず前述の症状が確かにある、となれば帯電障害である可能性が高いことになります。

静電気デトックスの詳しい方法はPart5で紹介しますので、是非お試しください。

札幌もしくはその近郊にお住まいの方は、響きの杜クリニックに来ていただければ帯電量の測定とアーシングを同時に行い、その場でご本人が納得された上で診断することが出来ます。診断が決まれば治療は、アーシングによる静電気デトックスをすることになりますが、症状の重い方は住居の電磁波環境を調べ、その発生源に対する問題を解決することが重要です。そこで、クリニック内に帯電障害・電磁波過敏症相談室(アドバイザー 上村育子電磁波測定士)を立ち上げ、帯電障害の患者さんの問題解決までの支援を行っています。

また、帯電障害の患者さんは、メンタルクリニックを受診するケースが多く、症状からうつ病と診断されてしまう可能性があります。

そうすると、もともとうつ病ではない人間が抗うつ剤を飲むため、却って調子が悪くなってしまうと、うつ病が悪化したと判断され、さらに薬が増えるという悪循環に陥り兼ねません。

Part2では、なぜ帯電障害がうつ病と診断されやすいかについて取り上げたいと思います。

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