帯電障害の苦しみから解放された人たち

今回、この本を読まれて初めて、ご自身が帯電障害もしくは電磁波過敏症ではないかと思われた方もかなりいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし現実は、Part3で述べた社会的背景もあってか、私のクリニックに来られる患者さんのほとんどが、自分の症状の原因が電磁波であることに気づいていません。

このような帯電障害をそのままにしておくと、やがてわずかな電磁波にも過敏に反応する電磁波過敏症に進行し、生活自体がとても困難な状況になってしまいます。

電磁波過敏症にまで至らないうちに、帯電障害から解放されること、すなわちアーシングによる静電気デトックスが必要なのです。

このPart4では、実際に体調不良で受診された帯電障害の患者さんがわずか数分間のアーシングで症状がみるみる改善する様子を紹介していますが、このような驚くべき変化が、毎日の様に響きの杜クリニックの外来診療中に起きていることをお伝えしておきます。

また、すぐには帯電障害とは結びつかないような症状の患者さんもいますが、アーシングをすることで、その症状が改善することがよくあります。

今回はその代表的な例をいくつか紹介したいと思います。

症状や経過についてなるべくそのまま記載していますが、その他は一部変えてあります。

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