東日本大震災から一カ月以上経過し、
被災地では急性期の医療ではなく
心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの
こころのケアの必要性が増してきています。
響きの杜クリニックでは、
西洋医学に、漢方、気功、呼吸法、タッピング、
フラワーエッセンス、メディカルアロマテラピーなどを
取り入れた統合医療を行っています。
統合医療とは、西洋医学(対症療法)と
それ以外の代替医療(原因療法)を組み合わせて
本当に病気を治すことを目的とした医療です。
震災以来、被災地でこの医療を役立てることができないかと
ずっと考えてきました。
クリニックを休診にして参加することができないために、
ずっともどかしい思いをしていましたが、
5月の連休を利用して被災地に行くことにしました。
このたび、響きの杜クリニックの医師と
看護師2名、事務スタッフからなる
「チーム響きの杜」を結成しました。
そして日本医師会災害医療チーム(JMAT)として
4月28日から5月2日まで、
岩手県下閉伊郡山田町に派遣されることになりました。
いったい何ができるか、なにを用意すればいいのか、
期待と不安が入り交じった心境です。
いまは現地との調整の結果を待っています。
もう日にちがありませんが、
クリニックが一丸となり準備を行って行くつもりです。