被災地の医療支援を終えて

5月1日の午後、
山田町での任務を終え車は一路盛岡に向かいました。
誰もが身体は疲れていても、気持ちは達成感で一杯でした。
盛岡で数日ぶりの風呂に入った後、
スタッフ4人でささやかな打ち上げを行いました。
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あるスタッフは、出発前の被災地からの様々な情報のなかで
半ば死を覚悟しての参加だったと打ち明けてくれました。
ほんの短い間でしたが、
山田町での医療支援で本当にたくさんのことを学ばさせてもらいました。
被災者と心の通った医療ができたことが何よりの喜びでした。
大変な状況の中で、人々が強く生きている姿に
かえってこちらが力をもらいました。
そして今後も、災害などで必要な時には
「チーム響きの杜」が出動できるように準備しようと話し合いました。
その後少し仮眠を取って明け方に
車は悪天候の東北道を青森に向かいました。
青森空港で「チーム響きの杜」は解散となり、
私は青森空港から東京へ、
あとのスタッフたちは青森港から苫小牧に向かいました。
今回、けがやトラブルもなく無事に任務を終了できたことに感謝します。