4月4日(土)は、日本統合医療学会北海道師支部の総会と支部長講演が行われました。
統合医療は、西洋医学による治療と代替療法(代替医療)による治療を合わせて行う医療のことを言います。
西洋医学は、急性の症状(ケガや急性症状)を得意とするのに対し、代替療法は、慢性の症状を得意とするものが多くあります。
※もちろん、代替療法の中には、急性症状の治療を得意とするものもあります。
これからの医療には、西洋医学の得意とする対症療法と共に、自分の治す力(自然治癒力)を引き出していく代替療法をバランスよく、組み合わせていくことが必要とされています。
元々、総会は3月に開催する予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で中止となり、4月4日にネット配信で行われました。
日本統合医療学会北海道支部は、2016年より西谷雅史院長が支部長を務めており、地域包括医療や北海道の統合医療の発展のために、定期的に医療者とセラピストの勉強会を行っています。また、「まちづくり」と医療を合わせた「まちづくり統合医療」の取り組みも行っています。
今回の総会では、最初に2019年の活動報告と2020年の方針についてのお話しがあり、後半は西谷支部長の講演が行われました。
コロナウィルスの現在の状況についてやお金のいらない医療について、北海道の廃校を利用した統合医療モデルの構想について話されました。
たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
写真:配信風景
文章:スタッフ シュンセイ