天外伺朗さんご一行が、ひびきの丘に来られた。
天外さんが取り組まれているコミュニティを深掘りするフォーラムや共感通貨ダイアログは、まさにひびきの丘が直面している問題に多くのヒントを与えていただき大変感謝をしている。そしてこれらを通じて全国の仲間と繋がれることも私の大きな財産になっている。
天外さんとの出会いは20年前に遡る。私が脳出血を起こして開業を決意し、自分のやりたい医療を模索していたときのことだ。たまたま訪れた書店で「こんな病院が欲しい」という変わった背帯の本を見つけて思わず手に取ってみた。なんと本の中にまさに私が求めている医療が書かれていてびっくりした。これがホロトロピックセンター構想で提唱者が天外さんだった。思わず連絡をとり公演先の佐賀に行って天外さんに熱い想いをぶつけたことを昨日のように思い出す。
それから20年、私の実践する医療の根底にはホロトロピック医療があり、めざしている先にはホロトロピックセンターがあった。
今、石狩の聚富で廃校を取得しホロトロピックセンター実現に向けて模索を始めている。病さえも自分の意識と成長のための気づきととらえるホロトロピックセンターでは何が起きても怖くはない。