デジュリドゥと「1×8いこうよ」出演のお知らせ

私がディジュリドゥに出会ってかなり経ちます。ディジュリドゥ(Didgeridoo, Didjeridu)とは、オーストラリア大陸の先住民アボリジニの民族楽器で、シロアリが中をくり抜いたユーカリの木でできています。

唇を震わせて音をだすことから木管楽器ではなく金管楽器に分類されています。

もともとは儀礼に使われていましたが、多彩な演奏法と楽譜がなく自由に吹ける魅力から、現在では世界各地で様々なアーチストにより演奏され、その材料も多岐にわたっています。

私も15年ぐらい前にその色彩と全身に響き渡る心地よい倍音の振動に魅せられて購入した一人です。

しかし初めはなかなかうまく音も出ず、しばらくは手に取る機会もなく放置していました。
ただ吹けるようになりたいという気持ちだけはあったので、あるとき目に付くところに置いておけば吹くのではないかと思いつき、診察室の隅に立てて置くことにしました。

それが功を奏し診察後に吹く機会が増えましたが、当時、聞き苦しい音を聴かされたスタッフには大変迷惑をかけたと思います。

まさに「継続はちからなり」、その甲斐あって徐々に循環呼吸やダブルブレスができるようになり、とうとう好きなように気ままに吹けるようになりました。

ある日、外来がとても混んだ診療終了後にいつものように吹いたところ、なんと空腹感と疲れが一気に吹き飛んでびっくりしました。

何度もその経験を積み、それからは診療後に吹くことが楽しい日課になりました。

ディジュリドゥを吹いただけで楽しく健康になれる!
これはもう立派な治療法だと確信し、ディジュリドゥ演奏家の友人を誘って2年前から「ディジュリドゥ健康教室」をクリニックで始めました。

ここはうまく吹けるようになるための教室ではなく、その場にいるだけで中と外からの響き合いで心と身体が健康になる教室です。

実際、「吹けなくてもいるだけで楽しい」、「ここに来るとあくびが止まらなくなる」などとても好評です。
月1回の開催ですが、それでも何人も上級者が育っています。

先日、大泉洋さんがクリニックにディジュリドゥの体験に来られました。

全くの初心者でしたが、いつも発声練習をされているせいか、すぐうまく音が出るようになりました、さすがです。
最後に一緒に演奏をすることができて、とても楽しかったです。

これをきっかけに彼もディジュリドゥを始めないかな、などと考えています。

この様子は3月7日(日)の札幌テレビ(STV)「1x8いこうよ」16:55~で放映されます。