第16回日本胎盤臨床医学会大会

10月12日に臨床でプラセンタ(胎盤)注射を行っている医師、歯科医師の学会である
日本臨床胎盤医学会大会が札幌で開催されました。
今回、北海道で初めての開催であり私が大会実行委員長を仰せつかりました。
大会では初めに「統合医療の中でのプラセンタ治療の役割」と題して私が講演を行いました。
響きの杜クリニックに通院する患者さんを対象とした調査で、
「プラセンタ注射が即効性と持続性を持ち合わせ、局所だけでなく全身に穏やかにやさしく働き、
副作用もほとんどなく安心感がある治療であること」が明らかになりました。
また、プラセンタの基礎的、臨床的な効果についての講演が続き
参加者もプラセンタの作用について知識を新たにしていました。
招待講演として北海道医療大学准教授の堀田清先生に
「北海道の植物エネルギー」と題して講演をしていただき、
厳しく過酷な北海道の自然の中で生きる植物の基本が他の生命との調和であることを、
たくさんの植物の写真を通して教えていただきました。
プラセンタ治療も、からだのバランスを整え調和に導く治療として共通していることを再認識しました。
最後に行われたパネルディスカッションでは、札幌や旭川で熱心にプラセンタ治療をされている先生も加わり、
活発な意見交換がおこなわれ、とても有意義な大会でした。
近年、世間ではプラセンタが注目されています。
様々なプラセンタサプリが巷にあふれ、臨床でも新たな学会の設立など様々な動きが出ています。
今こそ、16回の実績をもつ日本胎盤臨床医学会が原点に戻って、
正しいプラセンタ治療の普及に努めていく時期だと改めて強く感じました。
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