アーユルヴェーダとは、生命の科学とか寿命の科学という意味で、5000年以上前から伝承されている、哲学と医学が一つになった膨大な叡智です。
それは、病気に対する学問ではなく生命に関する学問です。
与えられた寿命を全うし、個人的にも社会的にも幸福に生きるための人生哲学、食生活、病気の治療法が、体質や季節などを考慮した、テーラメイドな医学として体系的に確立されています。
インドには240校を超えるアーユルヴェーダ医学大学があり、『AYUSH』と呼ばれるAyurveda、Yoga、Naturopathy、Unani、Sidda、Homeopathyの頭文字をとった、伝統医学を菅軸する政府の省庁が独立してあります。アーユルヴェーダは太古から世界の様々な医学に影響を与えてきたので、土台にして利用することで医療が融合しやすくなります。
また、仏教とともに日本に伝えられており、すでに人々の中に融合して根付いています。アーユルヴェーダのエッセンスと理にかなった具体的な治療法をお伝えしたいと思います。
~講師プロフィール~
オーストラリア在住中にインド哲学に出会い、渡印を繰り返すうちに哲学と医学が融合しているアーユルヴェーダに魅せられる。
帰国後北海道に移住するが2000年の有珠山噴火により全壊区域となり避難所暮らしが続いたことがきっかけで、2001年、インド国立グジャラート・アーユルヴェーダ医学大学院の研修課程に参加。翌年、同大学医師課程に入学し2008年卒業。
日本で数少ないアーユルヴェーダ医師として全国をまわって活動。
2012年、株式会社スヴァルナアーユルヴェーダを設立。肉体・精神・魂の調和を提唱するホリスティックなアーユルヴェーダを普及。アーユルヴェーダ、鍼灸、ヨーガ、インド占星術を融合した治療や、インドのアーユルヴェーダ病院での長期入院治療ツアーを行っている。
2020年より兵庫県の限界集落にある実家の古民家を利用し、山々や田畑囲まれたアーユルヴェーダ道場づくりに着手する。
(インド政府公認アーユルヴェーダ医師・ヨーガ講師、はり師、きゆう師、あんまマッサージ指圧師、インド医療占星術師、アロマセラピスト。(株)スヴァルナアーユルヴェーダ代表、スヴァルナアーユルヴェーダスクール校長、アーユルヴェーダ学会理事。)
◎日時 : 2019年12月11日(水曜日) 19:00~21:00
◎会場 : 響きの杜クリニック2F ひびきホール(札幌市中央区南2条西27丁目1-9)
◎テーマ : 生命の科学~アーユルヴェーダ~
◎担当講師 : 安藤 るみ子(スヴァルナアーユルヴェーダスクール校長・アーユルヴェーダ学会理事 他)
参加費:北海道支部会員:1000円 一般:2000円
主催:日本統合医療学会北海道支部 後援:札幌市
お申し込みは日本統合医療学会北海道支部HPからお申込みください。