病気や身体の不調には、心の状態が大きく関わっています。
治療を行うときは、身体のケアだけではなく、心のケアを行うことも大切です。
その方法の一つとして、「サイモントン療法」があります。
放射線腫瘍医で心理社会腫瘍医だったカール・サイモントン博士が開発した心のケアによる癒しのプログラムです。
サイモントン療法は、自分自身の心のはたらきを見つめる方法を誰もが行えるようにプログラム化しています。
この療法は、がん患者さんやその家族や支援者の心のケアのプログラムとして開発されましたが、他の病気の治療の心のケアとして、日常の心のバランスのためのケアとしても取り入れることができます。
講座では、サイモントン療法を活用した、苦しい考え方やとらえ方を変えるヒントをお伝えします。
サイモントン療法ってなに?
カール・サイモントン博士は、たくさんのがん患者さんを診ていく中で、患者さんの精神状態や心理状態が、健康回復や治療効果に大きく影響していることを発見しました。
そこで、サイモントン博士は心理的介入の効果的なアプローチを模索して、サイモントン療法の基盤を作り上げました。
サイモントン療法は、ワークの中でこころのケアを行うのと同時に、自身にとってネガティブに働いている考え方やとらえ方に気づいたり、前向きなとらえ方へのシフトをサポートしてくれます。
自分自身の心のはたらきを丁寧にみつめる時間をもつことで、病気の進行や治療の過程に違いをつくるための日々の取り組みを促します。「希望を育み、絶望や不安感を手放すこと」を目的としたプログラムです。
〇講師プロフィール
佐藤 三佳
サイモントン療法認定カウンセラー・管理栄養士・スポーツ栄養プランナー
北海道で唯一のサイモントン療法認定カウンセラーとして活動をする。響きの杜クリニックでもカウンセリングを行っている。
【日時】2022年5月14日(土)14:00~15:30
【会場】響きの杜クリニック2階ひびきホール
札幌市中央区南2条西27丁目1-9
【定員】20名
【参加費】2,000円
【主催・お問い合わせ】
響きの杜ネットワーク TEL:011-616-3228
※お申し込みはHP(QRコード)、または2階窓口・電話でお申し込みください。