日本統合医療学会北海道支部 第20回学術集会&定期勉強会

院長BLOG

日本統合医療学会北海道支部は、本年3月より、医師を始め医療従事者とセラピストが共に統合医療を学ぶための勉強会を毎月開催しており、毎回50名近くの参加者があり、医療従事者とセラピストが知識を共有する場として好評をえています。
第8回目となる11月10日(日)は、学術講演会として、「中医学の魅力」と題して、花月クリニック院長の辻和之先生の講演と本支部会会員の臨床研究の発表会を開催します。
統合医療は、医療の受け手である「人」を中心とした医療システムで、西洋医学を中心に自己治癒力を発揮させる代替医療を組み合わせて総合的に病気を治していく医療です。そして従来の医療の枠を越えて、医療者、セラピスト、地域住民が力を合わせていく互助システムとして日常の生活の場での、生活者を中心とした疾病予防や健康増進も目的としています。統合医療学会北海道支部では、2025年の地域包括ケアシステムの開始にあたり、医療者、セラピストが力を合わせた統合医療による地域包括ケアコミュニティーの構築を目指しています。

★f★  会場:北星大学(C502教室)

13:30~13:35 開会挨拶

13:35~15:20 一般演題

座長 洞爺温泉病院 會田 誠

1.不眠を訴える人に対するヨーガ療法指導報告

日本ヨーガ療法士協会 ヨーガ療法士 高野 昌子

2.変形性肩鎖関節症に対する統合医療的治療の成績

エメラルド整形外科疼痛クリニック 院長 益子 竜弥

3.当院におけるボディートーク療法

響きの杜クリニック 青柳 陽子

4.現代西洋医学の弱点を補完する鍼灸治療の優位性

松永治療院 院長 松永 淳

5.黄帝内経の健康理念と処方による余命宣告二例施療報告

陶氏診療院 院長 陶 恵栄

6.まちづくり統合医療~相互健康コミュニティの提案~

洞爺温泉病院 會田 誠

15:30~17:00 定期勉強会

「中医学の魅力~日本漢方と中医学との相違と中医学の治療効果について~」
医療法人和漢全人会 花月クリニック 院長 辻 和之