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自家がんワクチン療法とは？
自家がんワクチン療法は、本人専用のがんワクチン（自家がんワクチン）を使った免疫療法です。
自家がんワクチンとは、手術で取り出した本人のがん組織とセルメディシン（株）独自の免疫刺激剤を混ぜて作る本人だけの専用がんワクチンのことを言います。
自家がんワクチンの作用について
自家がんワクチン投与により、本人の体内で、がん細胞だけを除去する免疫細胞を活性化することができます。がん細胞には「がん抗原」といわれる、人の免疫細胞が「異常」と見なす目印が含まれています。自家がんワクチンは、免疫細胞にこの「異常目印」を覚え込ませることで、がん細胞だけを選択して攻撃するようにトレーニングします。
臨床効果の報告がある症例
乳がん・卵巣がん・子宮がん・脳腫瘍・肝臓がん・肺がん・胃がん・大腸がん・腎臓がん・すい臓がんなど
副作用について
自家がんワクチンによる副作用は、注射部位の皮膚の炎症や、一過性の軽いは発熱程度で、大きな問題となるものはありません。
この療法に適している方
がん治療に免疫療法を取り入れたい方
転移・再発したがん治療に取り入れたい方
がん治療後の再発の予防をしたい方
治療方法
自家がんワクチン療法は、入院の必要がなく、外来通院で投与することができます。計5回の注射を6週間の期間で行います。
①当クリニックを受診する
診察時に、内容と手順についてご説明します。
⓶手術した病院で組織を受け取る
手術で摘出したがん組織の残りを受け取ります。
③自家がんワクチンを作製する
クリニック受診時に組織を渡していただき、セルメディシン（株）にがん組織を送り、自家がんワクチンを作製します。
④ワクチンの投与
投与スケジュールに従い、外来受診にてワクチン投与を行います。