オゾン療法の詳細

オゾン療法とは

オゾン療法は、微量のオゾンが持つ殺菌作用、血流促進作用、抗炎症作用と免疫賦活作用を利用してさまざまな疾病を改善する治療法で100年前にドイツで生まれ主にヨーロッパで発展しました。

その有効性についてはドイツを中心にすでに多数の報告があり、有効的で安全な治療として定着しています。
また統合医療の先進国であるキューバでは、オゾンを使った治療が初期治療として一般に広く使われています。

響きの杜クリニックでは、西洋医学だけでは解決できないさまざまな難病に有効な治療法のひとつと位置づけています。

オゾンとは

オゾン(O3)は3つの酸素原子からなる化学物質で、地球を取り巻くオゾン層で太陽の紫外線や雷の放電によって生成されます。
大気中では酸素O2より高エネルギー状態となっていて、大気を自浄する働きがあります。
また、オゾンは反応後、酸素にもどるため残留物が出ない極めて安全な物質です。

オゾンには独特のにおいがあり、高原や日差しの強い海岸、森林などの空気に多く含まれています。
かつて海岸や高原に作られたサナトリウム(療養所)で結核が治癒したのは、自然界で発生されるオゾンを含んだ空気を胸いっぱいに吸い込むことで健康が促進されたからと考えられています。

適応疾患

1.  がん、悪性リンパ腫
2.  自己免疫疾患(慢性関節リウマチ、多発性硬化症、アトピー性皮膚炎、エリテマトーデス)
3.  線維筋痛症
4.  ウィルス性疾患(B型,C型肝炎、HIV、パピローマウィルス、帯状疱疹)
5.  慢性腎不全
6.  慢性疲労症候群
7.  脳神経退行性疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病、痴呆)
8.  呼吸器疾患(肺気腫、COPD )
9.  真菌感染症(カンジダ症、水虫)
10. 眼科疾患(白内障、緑内障、加齢性黄斑変性症)
11. 動脈閉塞性疾患(心筋梗塞、脳梗塞)
12. 下肢静脈瘤
13. 糖尿病(糖尿病性末梢神経障害、糖尿病性壊疽)
14. 腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)
15. 末梢循環障害(冷え)

オゾン療法は細胞を活性化し、細胞内ATPや、SODなどの抗酸化力を上昇させることから、アンチエイジング作用も期待されています。

オゾン療法を受けられない方

妊婦、G6PD欠損症、甲状腺機能亢進症の方はオゾン療法は受けられません。

響きの杜クリニックでの診療内容(価格は税込)

療法 内容 価格
一回 回数券(4回) 回数券(11回)
大量自家血液オゾン療法 自己静脈血約100mlを採血しオゾン処理して、約20分かけて再注射していきます。体力回復、循環障害やウイルス性疾患の治療、全身の免疫活性化が期待でき、難治性疾患、がんなどに適応があります。 13,750円 47,500円 125,000円
オゾンガス注腸 直腸内に挿入したカテーテルからオゾンガスを少しずつ注入します。手軽で大量自家血液オゾン療法と同程度の効果が期待できる療法です。 4,400円 16,720円 44,000円
オゾンガス皮下注射 患部に数カ所に分けて数mlずつオゾンガスを注入する方法です。
肩こり、腰痛その他の痛み、眼精疲労などに速効に近い効果が報告されています。
4,400円 16,720円 44,000円
療法 内容 内容量 価格
オゾン化オリーブオイル 局方オリーブ油にオゾンを一定量加えた製品で、患部に薄く直接塗布します。創傷、火傷や、細菌、真菌類などによる皮膚炎および皮膚発疹などに使用します。痔痩、痩孔、褥瘡にも効果が期待できます。 2.5g 660円
10g 2,200円
100g 19,800円

*初回受診時:問診表の記入と医師の診察があります。
*それぞれの方法についての説明を聞いたうえで決定していただきます。
*オゾン治療の頻度:通常は、週1回を10回行い、その後は体調をみながら2~4週に1回をお薦めしています。

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