彼の歌が耳に残った。
その意味を知りたかった。
通称 Alex アレックス
空爆が激しかった1978年、東ティモール生まれ。
独立運動に身を投じ、メッセージを暗喩に込めて歌い続けた。
ギターを持った彼が現れると、村の子供たちは一斉に集まって歌いだす。
ティモールの人々の暮らしと闘い、報道できない日本とのつながりを描くドキュメンタリー。
5ヵ国100か所以上で上映。
〜STORY〜
東ティモールで耳にした、ある青年の歌。日本帰国後もメロディが耳に残って離れない。
監督たちは青年を探すため島に戻る。そして一つの旅が始まった・・・
「ねぇ仲間たち ねぇ大人たち 僕らのあやまちを 大地は知っているよ」
歌はこう始まっていた。
直接的な言葉を歌えば命に危険が及ぶ、インドネシア軍事統制下にひっそりと歌われた歌だった。
青年に連れられて、監督たちは島の奥へと入っていく。
そこに広がるのは、精霊たちと共にある暮らし。青い海。たわわに実るマンゴー、はじけるような笑顔の人々。
常夏のおおきな太陽に照らされ、深い影を落とすのは、人々の命を奪った軍事侵略。
報道にのらない地下資源ビジネス、日本の驚くべき行動。
3人に1人が命を落としながら、彼らが守り抜いたもの・・・
「恋しい。いつまでも悲しみは消えない。でもそれは怒りじゃない。怒りじゃないんだ。」
「人は空の星々と同じ 消えては 空を巡り また必ず 君に会える」
弾丸が飛び交う中、人々は命をわけるように助け合い、そして笑い、歌った。
大地に生かされ、輪になって踊る。遠く懐かしい風景。
いつのまにか、ティモールの旅はそっと監督たちに問いかける。
愛すべきふるさと、日本の島々の姿を・・・
日時:4月25日(月)19:00〜21:00
会場:響きの杜クリニック2階 ひびきホール
札幌市中央区南2条西27丁目1-9
地下鉄東西線 円山公園駅6番出口直結マルヤマクラスより徒歩1分
会費:1,000円
定員:20名
お申込み・お問い合わせ:ひびきの杜ポポロ
TEL:011-616-3228 E-mail:
カンタティモールHP:http://www.canta-timor.com/index.html
主催:ひびきの杜ポポロ&クプクプ