2月25日、東京虎ノ門のニッショーホールでホロトロピック・ネットワーク(天外伺朗主宰)による「ホロトロピック・ワールド2007」が開催されました。
特別ゲストの五木寛之さんの講演では、うつと診断されている人が増えていることに触れ、「うつ」には病的な「鬱」以外に、対外関係から生じる「憂」、自分の中から湧き上がる「愁」があり、これらの感覚は人として生きるうえで大切なものであるという文学者らしい指摘がありました。簡単にうつと診断され抗鬱剤を投与されがちな最近の風潮への警鐘として重く受け止めなければならないでしょう。
また、病を意識の成長と進化のための気づきとしてとらえるホロトロピック医療に賛同、実践している施設として響きの杜クリニックが紹介され院長がクリニックの近況を紹介しました。