帯電障害

帯電障害とは

私たちはテレビ・パソコン・携帯電話・Wi-Fi・IH調理器具、高速大容量の通信網など電気・電磁波に囲まれた生活をしています。
こういった電磁波により身体に静電気が過剰に溜まって様々な不調をきたすことを当院では「帯電障害」と呼んでいます。
これを医学的見地から説明すると「帯電による血管の収縮からくる血流障害や筋肉の緊張、空中の塵や埃が皮膚・粘膜に吸着することで引き起こされる一連の症状」となります。

具体的な症状としては極端な疲れやだるさ、肩こり、目の疲れや乾燥、頑固な冷え、などとして現れます。
ただ「帯電障害」は病気としては認められておらず、一般の検査では異常が見つからないため「うつ」と診断されるケースも少なくありません。

外来で帯電による体調不良の患者さんをたくさん診てきたことから、当院では「帯電障害」の可能性のある方にも対応しています。

電磁波過敏症

「帯電障害」がさらに進むと家電や携帯電話などの電磁波発生源の近くで具合が悪くなり、生活に支障を来す
「電磁波過敏症」になる可能性があります。
「電磁波過敏症」は化学物質過敏症の約3割に併発すると言われ、かなりの方が電磁波で苦しんでいると思われます。

当院での処置

当院では診察の際に身体に滞留している電気量を計測し、帯電量の多い方は、アースシート(ひびきシート)で体内の電気を抜くことが可能です。
その場で症状の改善が認められる方は、電磁波の影響をかなり受けていると考えられます。
帯電障害の可能性がある方は、一度、診察にてご相談下さい。

*「帯電障害」という呼び名は、当クリニック院長が命名したもので、正式な病名としては認められていません

当院で行っている電磁波対策

  • クリニックの床は銅線と特殊な炭が埋め込まれたアース構造になっています
  • 2階
    ・アースコーナーで身体に溜まった静電気を抜く体験もしていただけます。
    ・身体に滞留した静電気を抜くための商品の販売(ひびきシートなど)。
    ・帯電障害のメカニズムと対策を書いた院長の書籍販売

帯電障害・電磁波過敏症相談室

クリニックの診察では、カラダに溜まった電気の測定や対策・ケアの説明を行っています。
しかし、発症されている方の症状も多岐にわたり、一人で悩まれている方も多く、またご家族、お子さんに症状がある方もお話できる相談室を開設しました。

相談室の詳細はこちら

ひびきシートとは

導電布を加工した当クリニック独自のアースシートです。電場防止のアダプター(エルマクリーンⅡ)と接続することで体内に溜まった過剰な静電気を取り除く効果が期待できます。

院長書籍

*完売しました。
「血流は“静電気デトックス”でよみがえる」
1,404円(税込)
著者:西谷雅史(響きの杜クリニック院長)
出版日 :2016年9月9日
出版社 :宝島社
帯電障害の見極め方、静電気デトックスの仕方をわかりやすく書いています。