(定員増枠)10/19(土)大人のためのピアノの音色と幻酒を愉しむ会

※たくさんのお申込みありがとうございます。日本酒の会は一度申し込みを締め切りとさせていただいておりましたが、調整させていただき定員を増やしました。ご希望の方は先着順となりますが、お申込みをお願いいたします。

毎年、響きの杜クリニックを会場として行われる「大人のためのピアノの音色と幻酒を愉しむ会」は、
ピアニストとして全国で活躍し、日本酒をこよなく愛する福田直樹さんが開催するお酒と音楽を愉しむことのできる贅沢な時間です。プロのピアニストが演奏する音色と、酒蔵に行かないと飲むことができない幻の名酒でみなさんを美味しく、酔わせて、楽しませてくれます。

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日時:2019年10月19日(土)

第一部  16:00~17:30 ピアノコンサート 「フランスの音楽」
※ご希望の方は、ピアノコンサートのみのご参加も可能です。

第二部  18:00~20:30 幻酒を愉しむ会
※日本酒の会は当日の状況によって時間が前後することがあります。

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会場:響きの杜クリニック2階 ひびきホール
札幌市中央区南2条西27丁目1-9(地下鉄東西線「円山公園駅」6番出口直結「マルヤマクラス」より徒歩1分)

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会費:7000円(ピアノコンサート・日本酒の会)定員20名
3500円(ピアノコンサートのみ)

※お酒に限りがありますので、ピアノコンサート&日本酒の会は先着順とさせていただきます。
満員となり、ご参加いただけない場合は、何卒ご容赦ください。

持ち物:ご自分のお猪口(日本酒の会に参加される方のみ)

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主催:響きの杜ネットワーク
お申込みフォーム又は、お電話にてお申込みください。
TEL:011-616-3228

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お申込みフォーム

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    第1部 ピアノコンサート「フランスの音楽」   16:00~17:30
    ドビュッシー、ラヴェルの作品から。近代の音楽が生まれたフランスの繊細で多彩な色合いのハーモニー。印象派の楽しみ、時とともに移り変わる音色にあります。

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    第2部「蔵から直送の吟醸酒」  18:00~20:30
    西は、山口、高知、兵庫から 東は、石川、山形、秋田から。選りすぐりの蔵の吟醸酒を飲み比べしましょう。蔵人の技と、思いのこもった酒を美味しく頂きましょう。(※各蔵の在庫状況によって一部入れ替わるかもしれません)

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    福田直樹プロフィール

    1960年、東京生まれ。桐朋高等学校音楽科、桐朋学園大学、シュトゥットガルト国立芸大、ウィーン・コンセルヴァトアールに学ぶ。ヴィオッティ国際ピアノコンクール、ディプロマ賞。ベーゼンドルファー賞。ポルトー国際コンクール第3位、並びに最優秀現代音楽賞、エンナ国際コンクール第3位など多数入賞。

    NHK教育テレビ『ピアノでモーツァルトを』『ベスト・オブ・クラシック』『土曜リサイタル』等に出演。大河ドラマ『花の乱』テーマ曲演奏。ドラマ『スチュワーデス物語』『その時少女に何が起こった』などの演奏及び演技指導。プロデュース、アレンジャー、作曲家としても活躍。ショパン、ムジカノーバ等各誌のコラム執筆。

    ヨーロッパ・アジア・アメリカなど各国においてコンサート出演。ウィーン・コンセルヴァトアールオーケストラをはじめとする様々な楽団(オーケストラ)と協演。 学校などの訪問公演や、福祉のコンサートにも力を入れ、福祉施設、養護施設、病院、ホスピス、少年院など、コンサート会場に行きたくてもいけない人達の為の訪問コンサートは年に80箇所以上、すでに23年目となっている。2002年からはチェンバロによる本格的な演奏活動も始め、楽器の無い施設での演奏

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    美味しいコラム

    「良い塩梅に」という日本語がありますが、味が生きるのは“バランス”による部分が大きいのです。塩と梅(酸っぱさ)の匙加減。云い得て妙の言葉だと思います。

    ピアノの演奏で、ベートーヴェンのように圧倒的な音量で感動を得るのも音楽ですが、音の強弱(同時に鳴らす音の絶妙なコントロール)から生み出す音色を楽しむ世界もあります。

    これは、お酒で言うと「吟醸酒・鑑評会出品酒」の世界でもあります。飲み屋で常温提供される酒は、傷みに強く、油っこい物にも合うように酸味が強いものが主流です。

    蔵人たちが、最高評価を求めて造るお酒は、甘さ、香り、苦味、渋みの全てがバランスよく揃い、影ながらに酸味が支える、そんな繊細なものです。

    これらのバランスの土台は、材料の仕込みの時点(米の種類、米の研ぎ方、酵母の種類、麴の仕込み、そして水の硬度)で決まってしまいます。

    あとは1ヶ月の温度の管理と搾りのタイミング….. タンクに仕込んだもろみを絞るのは、大変な作業ですが、この作業が(1ヶ月かけて発酵してきたもろみが「ここだ!」という絶妙なタイミングは、たったの数時間!)少しでも遅れたりすると酸味が強くなってしまいます。

    逆に早すぎれば、腰の無いつまらない酒になってしまいます。しかも!、搾った直後は熟成していませんから、ただ辛くてアルコールばかりがツンとくるだけ。

    数ヶ月後の熟成を予想して搾るタイミングは、腕の良い杜氏さんの勘で決まってしまう微妙なものです。

    今回は、この“微妙”を楽しむ会です。ちなみに、硬度の高い仕込み水の熟成ピークは1年ほど、柔かい水のピークは半年ほど。

    出品酒は2月に仕込みますので、10月は、「お!いいなぁ!」という軟水系と、「まだ若いなぁ」という硬水系のどちらもが、美味しい時期でもあります!

    さて、「美味しい!音」の説明は会場でのお楽しみ! もちろん、美味しい!酒は、会場に来ないと楽しめません! お会いするのを楽しみに!

    ピアノ演奏と美酒の案内人

    福田直樹